海外在住の日本語通訳のあれやこれや

海外在住の日本語通訳と日系企業のマッチングサイト「ワンズワードコネクト」に登録している方のインタビュー記事です。

ワンズワードコネクト近況

海外在住の日本語通訳と日系企業のマッチングサイト・ワンズワードコネクト」をリリースしてから、1年が経過した。

 

connect.oneswordonline.com

 

当然リリースした直後は、登録している通訳はゼロという状況だったが、今では世界中から150名を超える登録がある。登録者が100名を超えた昨年の年末から企業へ営業メールをして、無事大手旅行代理店と契約した。

ほかにも複数の案件を色々といただいているが、まだまだ本格的な事業とは言えない。

今のところ、宣伝広告手段は直接企業にメールを送るかイベントに出展するかしていないので、当然の結果だろう。

 

SWBS海外ビジネス総合展2017 | SWBS

 

次回は独立行政法人中小企業基盤整備機構(中国語じゃないよ)が主催する8月2日の上記イベントに出展する。

前回も出展したが、意外と反応もよく、また出展料も無料なので、素晴らしく費用対効果が高いと言える。

今後はグーグルやFACEBOOKへの出稿も検討するが、いまのところ直接営業がもっとも効果的だと思っている。

 

マーケティングというと、どうしてもリスティング広告などを思い浮かべがちだが、きちんとLTV(ライフタイムバリュー:1人の顧客が取引期間を通じていくら使うか)を考えると、有効な商品は結構限られると思う。(例えば化粧品など原価率が極端に低い商品など)

 

それに昨年の11月にヨーロッパ各国に行って直接日本語通訳の方々にお会いして話を聞いたが、既存の通訳エージェンシーに多くの不満を抱える方が多かった。

また実際に海外在住の通訳を複数回、直接手配をしたが、きちんと通訳に資料を渡し、アフターケアまでするところもそれほど多くないので、クライアント様からは高い評価をいただいている。

 

だから、ワンズワードコネクトの存在意義はあると確信している。

 

8月のイベントの反応を見て、今後もっと通訳を増やし、さらに広告宣伝に関しても見直していきたいと思っている。

考えてみれば、1年前までは登録通訳者ゼロで、「どうやって海外在住の通訳を集めるか?」を悶々としながら1人で考えていたので、それほど悪くはない成果だと言える。

ただこのままのペースだとにっちもさっちもいかないので、どこかでブレイクスルーを果たさないといけないと決意を秘めながら、今後の1年を有意義に使いたい。

では、関係者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

 

株式会社ワンズワード

代表取締役 松岡祐紀